宗休寺(関善光寺)
宗休寺(そうきゅうじ)は、岐阜県関市の中心部安桜山(あさくらやま)にある天台宗安楽律法流の寺院です。
通称を「関善光寺」といい、正式名称より通称で呼ばれることが多く、本尊は阿弥陀如来(善光寺如来)です。
1753年(宝暦3年)創建、関の新屋広瀬家新太郎が祖父母の供養のために大仏殿を建てたのが始まり。
1798年(寛政10年)、宗休寺にて信州善光寺の出開帳が行なわれ、沢山の方のお参りがありました。
これが縁となり、善光寺を模した(約1/3の大きさ)の本堂、戒壇が建てられることとなり、1818年(文政10年)に建立する。
長野の善光寺の1/4サイズと書かれているものもあります。
善光寺には岐阜県重要文化財の大梵鐘があります。
太平護国天尊、大明嘉靖庚子歳製1540年の浮刻であり、明の十二世、世宗の時代の鋳造で重さ3トン県下最大の大梵鐘です。
日本唯一の卍型戒壇めぐりや、水琴窟、関市天然記念物指定の樹齢約三百年の大サザンカ、関市重要文化財指定の大仏殿、善光寺如来堂などもあります。
全国の寺院には戒壇巡り(胎内巡り)が21ヶ所あると言われておりその中でも卍字型戒壇巡りとしては日本に唯一のもので長さ49メートルに及び、古くは僧侶の修行の場と言われています。
暗所の道をたどることによって人間の心身を清め弥陀に導かれて必ず極楽へ往生することが出来ると言われているそうです。
特に戒壇巡り内にある仏性の鍵をさわると運に恵れ、その鍵に触れ心の中でお願い事を唱えると信心に依り一切の罪が消滅し、お願い事が叶うとも言われさまざまな御利益を得ると信じられ多くの人々が戒壇巡りに訪れます。
真っ暗な通路を行くのですが、真っ暗は人の恐怖感を表しだして歩幅が小さくなり、たった49メートルの距離なんですが時間がかかってしまいます。
お寺型の体験アミューズメントと言えばいいのでしょうか、料金も必要ですので。
子供にとっては肝試しの一つの感覚ですね。
他のお寺の戒壇はコの字形というのですかね、一回り裏に行って反対側から出てくる。
ここは卍型と表記してますので、入るまでは通路が重なり合っているのではないのかと思っていましたが、そんな事したら出てこられないことが起こりそうですが、そんなのではないので安心してください。
実際の感じは、体験してみてください。
その他、春の桜、秋の紅葉は近在の名所です、樹齢300年天然記念物指定の「サザンカ」の見頃は11月下旬から12月中、好天気に恵まれると西方極楽浄土の方角に伊吹山を遠望でき、夕焼けが素晴らしいです。
長良川鉄道関駅下車徒歩約5分
参拝時間 午前9時頃~午後5時頃
「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
岐阜のまちをのんびり歩いて楽しんでいただける、観光名所・岐阜のグルメスポットを普通のおじさんの目から案内します。
コメントを残す