住所:美濃市広岡町2926-4
ジャンル:名所
旧名鉄美濃駅、名古屋鉄道美濃町線の前身は、地元有志の方々により誕生した美濃電気軌道株式会社が美濃並びに関と岐阜間の交流を図るため、明治44年(1911)2月に神田町駅から上有知駅間を開業しました。
大正12年(1923)10月に美濃駅が当初に開設されて以来、地域住民はじめ多くの方々の重要な交通機関とした、地域相互の交流・発展に貢献しました。
しかし、日本経済が急速な発展を遂げるともに車社会の進展により平成11年(1999)4月1日には、美濃町線新関駅から美濃駅区間が廃線となりました。
ここに残る旧美濃駅は美濃町線新関から美濃駅廃線にあたり、先人築き上げられた功績を称えるとともに、永く歴史にとどめるものであります。
構造は木造駅舎で頭端式(とうたんしき)ホーム2面2線を持ち、新関方左手に電留線が3本あります。
かつては電留線の場所に車庫があり、美濃町線の日常検査を行う美濃町分庫でしたが、昭和30年代に検車業務が岐阜工場に集約されたそうです。
ホームにはモ510形512号(平成27年(2015)3月12日から平成28年(2016)2月27日まで黒野駅に貸出)およびモ600形601号、モ590形593号(この車両のみ座席も残されている)、モ870形876号(この車両のみカットボディ)が静態保存されています。
岐阜市内を走っていた市内電車と同型ですので、見てるだけでなつかしさいっぱいですね。
旧駅舎内は美濃市出身の歌手野口五郎でいっぱい、駅舎前には私鉄沿線の歌碑があります。
野口五郎のデビュー50周年を記念して発売された光の道(コブクロ小渕健太郎が作詞作曲)のミュージックビデオは、旧駅舎で収録されたそうです。
長良川鉄道美濃市駅から徒歩3分、岐阜バス岐阜美濃線美濃下車すぐです。
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