
住所:羽島市桑原町前野
ジャンル:名所
県内生産量の約6割を占める羽島市の羽島市の特産品にレンコンがあります、ミネラルたっぷりのレンコンを使った珍しい料理が沢山あります。
羽島市は木曽川と長良川に囲まれていることにより、古くから水害が頻発し18世紀中頃に宝暦治水工事が行われ、輪中地帯が発生しました。

その結果肥沃な湿地が生まれ、レンコンに適した土地となりました、最初は観賞用のハスが栽培されましたが、それをきっかけに食用のハスも栽培されはじめ、現在に至ってます。
レンコンは蓮根と書かきますが、ハスの地下茎が太ふとったものです、羽島市には大賀ハス園と呼ばれる所があります。

昭和26年植物博士大賀一郎博士(昭和41年没)によって、千葉市朝日ヶ丘町検見川の縄文遺跡の地下6メートルの青泥中から、古代ハスの実3粒が発見されました。
このハスの実は、その年の5月2000年の眠りから覚め奇跡的に発芽し、発見者大賀博士にちなんで大賀ハスと名付けられました。

その後千葉市弁天の千葉公園の池等において増殖されていました、羽島市は蓮根の伝統的生産地である所から、昭和54年市施行25周年と東海道新幹線岐阜羽島駅開業15周年を記念し、千葉公園の池より株分け受け増殖して来ました。

現在7月中旬から8月中旬にかけて大賀ハス祭を催し人気を呼んでます。
ハスは古名をハチスと言い、古事記にも波知須の形でみられると言う、ハスの花が散った後、肥大した花托に種子ができるが、その種子の入る穴が蜂の巣に似ていることからハチスで、それを転じてハスになったそうです。

花托とは花弁やめしべ、おしべなどを支えている部分のことです、花期が終わり受粉したのち果托(かたく)と名を変えるそうです。

大賀ハス園には舞妃蓮と言うハスで、先端がほんのりピンク色をしたクリーム色の可憐な花を咲かせます。
6月中旬から花が咲き始め、7月上旬までが見頃です、花は早朝からゆっくりと咲き始め、午前9時頃には満開になり、午後にはしぼんでしまいますので、ぜひ午前中にみましょう。

スイレンもあって、6月上旬から7月中旬が見頃です、水面に白色やピンク色の美しい花をたくさん咲かせます。
名神高速岐阜羽島ICより車で約15分で、羽島温泉北東です。


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