岐阜県図書館
40歳前後以上の方なら県図書館のイメージは、岐阜公園に有ったと思っている方が多いと思います。
現在の場所に移転し開館したのが、平成7年7月7日です。
昭和9年に岐阜県立岐阜図書館として出来ました。
太平洋戦争では戦火に巻き込まれ、蔵書の大部分を失うという悲しい出来事もありましたが、収集は休むことなく続けられました。
昭和24年、岐阜市大宮町の岐阜公園内に旧日本軍岐阜部隊の武道場を移設して仮館舎とした県立岐阜図書館は、翌年名称を岐阜県立図書館と改めました。
昭和32年、仮館舎の南隣にガラ ス張りの当時としては大変モダンな新館舎が完成しました。
この頃から学生たちに利用され、多くの人に利用されました。
平成7年に現在の宇佐に移転して現在に至ります。
そして現在の名誉館長は、岐阜県図書館は新館開館20周年を迎えたことを契機に女優で国連開発計画親善大使としても活躍中の紺野美沙子さんです。
岐阜県図書館では、国内外の地図の資料及び関係図書約15万点収蔵して、日本一の地図の県立図書館として全国から問い合わせに対応しているそうです。
NHKの人気番組ブラタモリで放送された江戸の巨大古地図や世界最大級の規模を誇る模型地球儀も見ることが出来ます。
主な所蔵として、国土地理院発行の地形図、世界の官製地図等、旧ソ連製地図:中国、旧ソ連、インドなどのアジア地域を中心とした地図、外邦図:旧陸軍参謀本部陸地測量部が作製した国内外の地図、古地図:世界図、日本図、都市図、名所旧跡図等
国土地理院発行地図は、開館時(平成7年)以降に国土地理院から発行された地図(地形図・地勢図など)は基本的にすべて(全国分)収集しているそうです。
岐阜県内については、複写(謄本)も含め、初版から各版収集しています。
地図に関して調べるには、ここですね。
よく登山利用者が国土地理院の地図を利用しているみたいですが、そんな方にも良い図書館です。
岐阜県図書館ですので岐阜県関係資料について多くあります。
岐阜県に関係する資料(県と密接な関わりを持つ事項、人物等に関する資料、県内産業の振興に役立つ資料、県行政に必要な資料)を重点的に収集しています。
県内市町村史誌、郷土人伝記、教育関係資料、各種統計書、郷土文学資料など約1万9千冊があります。
岐阜県の勉強にはここが欠かせないですね。
もちろん本だけでなく、CD・DVDなどのAV資料があります。
視覚障がい者サービス協力者が、目の不自由な方のための対面読書や録音図書の作製を行っています。
ほか図書館の裏側をめぐる「図書館探検ツアー」などを開催し図書館をよく知って利用しやすくするイベントなどもあります。
岐阜バスでJR岐阜駅より約15分、県美術館下車すぐです。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
岐阜のまちをのんびり歩いて楽しんでいただける、観光名所・岐阜のグルメスポットを普通のおじさんの目から案内します。
コメントを残す