長良川プロムナード
長良川プロムナードは、岐阜市の長良川右岸に長良橋から上流に約1.3kmに渡り整備された遊歩道であります。
プロムナードはフランス語で「散歩」、「散歩道、遊歩道」の意味です。
岐阜市の中央を流れる長良川及び金華山は、市街地にあって今なお豊かな自然を保ち、私たちにうるおいと安らぎを与える岐阜のまちの誇りであり、地域の財産であるといえます。
中核市以上で市街地にシンボルとなる山や川が流れているところは中々ありません。
しかしながら、現在の長良川河畔は、市民がゆったりと金華山・長良川を眺めながら散策できる空間には至っていないといえます。
そこで、長良川温泉旅館街に面する主要地方道岐阜美濃線のバイパス事業として都市計画道路長良古津橋線の整備と鵜飼大橋の整備が契機となり、河畔をゆったりと散策できる河畔空間の整備計画を平成11年度に国、県、市により立案し提案された構想が長良川プロムナード計画であります。
岐阜県にて整備された都市計画道路長良古津橋線が、この道路の北側に開通したのに合わせ、2005年4月1日に車両通行止にし遊歩道としました。
しかし、この遊歩道は観光旅館が建ち並ぶ旅館街前道路のため、完全な車両通行止めではなく旅館や鵜飼関係の車両は通行可能であります。
北側道路ができる前は交通量が多い道路でした。
出来た頃は、プロポーズにふさわしいスポットとしてブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが選定の「恋人の聖地」としてましたが、最近はあまり言われなくなっています。
堤防より金華山をバックに見る長良川の景色はとても素敵で、絶景と言っても良いです。
この近くは鵜飼の里もあり鵜匠さんの生活の場です。
長良川には鵜飼で使う鵜舟が繋がれています。
長良川の水位の変動により繋がれる場所は、堤防の上下に変わります。
堤防のところに、写真の印があるところの近くにフックがあり、舟をつなぎ止めます、印は屋号になっています。
写真は、マルワ – 杉山雅彦鵜匠です。
他に、マルイチ – 山下純司鵜匠、マルヤマ – 山下哲司鵜匠、ヤマジョウ – 杉山喜規鵜匠、ワチガイ – 杉山市三郎鵜匠、マルヨ – 杉山秀二鵜匠のがあります。
鵜飼の開催の時は、ホテルの明かりも落とされ鵜飼の篝火の明かりだけとなり、このプロムナードより鵜飼の全体が見渡せます。
木製のデッキのところをよく見ると面白いものがあります、鵜の足跡。
鵜飼の里に鵜匠さんの家があり、鵜を飼ってる鳥屋もあり鵜が歩いて鵜飼舟に乗るとき着いたものではありませんから(笑)
鵜は鵜籠に入れられて運びます。
岐阜バス鵜飼屋バス停下車すぐです。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
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