根道神社
一躍有名になった池がある場所です。
本当は根道神社にある名もなき池なんです。
岐阜県神社庁をみると、主祭神は、根道大神(みちねおおかみ)伊弉冉命(いざなみのみこと)大山祇神(おおやまずみのかみ)金山比古神(はなやまびこのかみ)となっていました。
神社の入口に手書きで書いてあったのは、根道大神(ねみちおおかみ)伊弉冉命(同)大山祇神(おおやまつみのかみ)金山比古神(かなやまひこのかみ)とあります。
また、大雷神が含まれている記述もあります。
この神社の沿革ですが、いろいろ昔からの書物などに登場しているみたいですが、1876年 (明治9年)に根道社に改称されました。
名もなき池は通称モネの池と呼ばれています。
高賀山の伏流水を利用して1980年頃に灌漑用に整備された池です。
1999年に雑草が生い茂っていたが近くで花苗の生産販売をするフラワーパーク板取の方が除草を行い、スイレンやコウホネを植えたそうです。
また、池で泳ぐコイは地元住民が自宅で飼えなくなって持ち込んだものであるそうです。
まったく観光目的で作られた池ではなく、偶然が重なってクロード・モネの睡蓮連作群と似た池となったということです。
クロード・モネは、印象派を代表するフランスの画家です。
光の画家の別称があり、時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を生涯にわたり追求した画家であったそうです。
池の透明度が高い理由は、高賀山の山体が流紋岩類で構成されており、そこからの湧き水には養分が含まれず、微生物が育たないことが原因であるそうです。
その透明度が絵画のように見える秘密なのですね。
今まで、本当に名もなき池で話題に上がらなかったのですが、2015年6月頃ブログやSNSでこの池が話題に上り始め、同年秋頃に新聞・情報番組で取り上げられたことで情報が一気に拡散、観光客が激増する要因になりました。
もともと観光地では無いので駐車場などの整備が遅れていて、休日等には車で溢れていることが多いみたいです。
平日も見に来るお客様が見えるみたいで、観光バスで訪れる観光客もあります。
バスで乗り継ぎで行けますが、車で行くほうが良いと思います。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
岐阜のまちをのんびり歩いて楽しんでいただける、観光名所・岐阜のグルメスポットを普通のおじさんの目から案内します。
コメントを残す