迫間不動尊
迫間不動(はさまふどう)は、岐阜県関市にある寺院であります、名称は迫間不動尊と言い迫間山の山腹にあります本尊は不動明王です。
美濃三不動のひとつである。
美濃三不動とは、迫間不動と各務原市にある日之出不動で寺院であります日之出不動尊とも言う、そしてまた各務原市にある山中不動で院であり山中不動院または山中不動明王とも言う。
開基は823年(弘仁14年)、本尊は自然の岩窟に安置されていて岩窟の前には不動滝(高さ7m)があります、修行の場でもあります。
お遍路さん、行者などがお詣りする不思議な雰囲気、滝の岩屋に通じる暗い石段を登っていくと、線香の煙で霊気満々です。
お店があって迫間不動尊の入口的なところに鳥居があります、お寺なのに鳥居?神社ですか?と思ってしまいます。
詳しくはないですが迫間不動は「神仏習合(しんぶつしゅうごう)または神仏混淆とも言う」の霊場なのだそうです。
石段を登って行くと本道に出ます、車があってここまで来られるのかと思ったりしました。
途中たくさんの水子地蔵が見えてきます、コケやシダに覆われてとても神秘的な光景です。
行った時は人影も少なく、あたりはシーンとして、何かが出てくるような怖いような、心が落ち着くような不思議な感じでした。
それから奥の方に行くと両側に霊場と思われるところが有り、さらに進むと奥の院があります。
滝があり、奥の院が岩窟になっています。
階段があり登って洞窟に入っていきます。
洞窟の奥には、ご神体の鏡とたくさんのろうそくに火が灯っていました。
幻想的な風景で、洞窟にある不思議な光景を見るだけでも何か良い霊験新たなことがあるような気がします。
毎年3月第4日曜日の春の大祭では、真っ赤になった炭の上に渡したまきの上を素足で歩く神事で、無病息災、商売繁盛などを祈願するものです。
山伏姿の行者が火伏せのまじないをした後渡るもので、一般の方も祈祷料を払って参加できます。
アクセスは車で、名鉄新鵜沼駅・JR鵜沼駅から約15分、長良川鉄道関口駅から約15分、東海北陸自動車道関インターより約15分くらいです。

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