苧ヶ瀬池
苧ヶ瀬池と書いておがせ池と読みます。
岐阜県各務原市にある池であります、大切な農業用の灌漑用ため池とされていますが、古くから地域の信仰も厚く様々な伝説があり神秘な池として知られています。
ある伝説によれば奈良時代の宝亀年間(770年頃)に一晩でできたという、この池の水は枯れることはないと伝えられています。
池周辺は園路があり散策やジョギングなどできます、途中芝生広場が有り四阿が数ヶ所あって休息も取れます。
その他池周辺には、王院、八大竜王本殿、八大白龍大神、苧ヶ瀬神社など数多くの寺社があり、池の中には八大竜王堂が祭られています。
春には桜、夏には睡蓮(スイレン)、秋の紅葉、錦が舞うかのように鮮やかな数万匹の鯉が泳ぎ、県下新八景の一位とされ各務原市の名勝として親しまれています
特に鯉と亀は神の使いと崇められ保護されています。
八大白龍大神などには、棒麸や玉麸やかっぱえびせんが売られ鯉の餌となっています、かっぱえびせんもいいのでしょうか?(笑)
池の周囲を歩いていると、ところどころに睡蓮があります。
実は苧ヶ瀬池は睡蓮が有名だったのですが、何年か前に根が腐る病気でほぼ全滅したそうです。
現在は地元の人や学校などが協力してスイレン復活プロジェクトで苧ヶ瀬池の睡蓮を大切に育ているそうです。
また夏には(毎年7月第3または第4土曜日)には池の中央から迫力満点の花火が打ち上げられます、岐阜県の花火大会で約1500発の花火が打ち上げられます。
色とりどりのスターマインが見物客を沸かせ、なかでも池の中央から打ち上げられる花火は迫力満点です、約5万人の人で賑わいます。
池北側の八大白龍大神の横には、彌堤和家(みつわや)というお店が有り、お好み焼き100円で売られていて、散策やお参りのお客様の憩いのお店として賑わってます。
ここで休憩していると、香りで釣られ買ってしまいます、私も玉せんを買って休憩しました。
数々伝説がある池、とタイトルでしたが伝説については次回レポートします。
名古屋鉄道各務原線苧ヶ瀬駅より徒歩約10分。
岐阜バス各務原東部線「おがせ」バス停よりすぐです。

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