大垣八幡神社「大垣の湧水」
大垣八幡神社は、岐阜県大垣市にある神社(八幡神社)JR大垣駅南西徒歩約10分住宅地の中にあります。
八幡神社が正式名ですが、通称の大垣八幡神社でよばれています、大垣市の総鎮守です、御祭神は応神天皇、神功皇后、比咩大神です。
八幡神社の沿革は、後醍醐天皇の御世建武年間東大寺の荘園大井荘であった美濃国安八郡大井(現大垣市)に、東大寺の鎮護神である手向山八幡宮の分身・分霊を移して祭ったのが始まりとされています。
1451年(宝徳3年)現在地に移転し、戦国時代に斎藤道三の兵火により焼失したが、慶安元年(1648年)大垣城城主戸田氏鉄が再建する、この再建を祝って始まった例祭が大垣祭の始まりと言われています。
昭和20年7月(1945年)に、太平洋戦争による米軍の空襲により社殿が焼失しました。
消失した社殿等は氏子氏の熱誠により、昭和26年(1951年)本殿復興、昭和29年(1954年)拝殿復興、昭和30年(1955年)社務所復興、現在に至っています。
大垣市は全国でも有数の自噴帯に位置しており、豊富な地下水の恵みにより水の都と呼ばれています。
以前は各家庭で井戸舟を持ち、地下水を活用して生活していました、現在ではその面影も薄れつつあるそうです。
しかし、今でも良質な地下水が自噴している井戸は数多く見られ、最近になって自噴水が復活したところもあり遠くから大垣へ汲みにみえる方も居ます。
(井戸舟:地下水を受ける水槽で三槽等になっているもの)
八幡神社境内にある「大垣の湧水」は”水に親しみ、水に感謝し、自然にも感謝”できる市民の憩いの場となるように自噴井戸(深さ125メートル)を掘削して愛される井戸としたものです。
大垣市は、濃尾平野の西部(西美濃)にあり、伊吹山地に降り積もった雪が豊富な地下水となり、大垣市付近で湧き出て、「水の都」と呼ばれています。
伊吹山地の地質は石灰岩で出来ており、石灰岩層にしみ込んだ地下水は良質で美味しいと言われています。
境内には、大国主大神を御祭神とする出雲神社、大福稲荷神社、大垣天満宮、大垣竜神社、広瀬神社・龍田神社などがあります。

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