大智寺
大智寺(だいちじ)は、臨済宗妙心寺派別格地寺院である、山号は雲黄山、本尊は釈迦如来です。
約800年前天台宗の寺院として建立されていましたが、その時代は戦国時代お寺は荒廃した。
そこで、当地の北野城主鷲見美作守保重が菩提寺として再建し、大智寺を開きました。
明応9年(西暦1500年)3月19日、妙心寺十世悟渓和尚門下八哲の一人、玉浦宗眠和尚を請じ開山始祖としました。
徳川時代には幕府より十八石八斗の御朱印を受け、葵の紋を許されました、現在も、勅使門・仏具・瓦に葵の紋が使用されているそうです。
寺院は山手にあって、山門をくぐると大きな木が目に入ります。
高い木が並び木漏れ日の光が別世界の感じを受けさせてくれます。
被写体としてとても良く、カメラマンがカメラを構え日の傾きの調整で何時間もいる光景も見ます。
その中で目立っているのが、樹齢1000年とも言われているヒノキ、岐阜県の天然記念物に指定されています。
高さは30メートル、根元の周囲は9.1メートル、幹周は6.5メートルの巨木です。
幹にはよじれがあり、それはこの木に落雷があって裂け目が出来て幹の部分の異常な生育によって、出来たものと思われています、幹の内部は空洞になっています。
そしてこの木には、大智寺の御開山玉浦宗珉が亡くなった時、このヒノキが枯れはじめ、大智寺の古来より伝わる大般若経を唱えたところ蘇生したとも言われています。
大木に育つにはそれなりの木魂が宿るのでしょうか、と大智寺のホームページには書いてあります。
境内は四季折々を楽しませてくれる光景に出会えます。
春、本堂の前に山桜の木があり、またいろんな種類の椿が花を咲かせます。
夏、緑が気持ちよい感じに目を休めてくれて、初夏のツツジから盛夏のヤマボウシやヒメ沙羅などを見ることが出来ます。
秋、大智寺の秋は白萩ではじまります、そして何と言っても紅葉が素晴らしいです。
冬、晩秋からサザンカが咲、雪と大智寺のコントラストが風情を醸し出しています。
ここでは、子供合宿なる催しもやっているそうです。
読経、座禅、托鉢、写経だけでなく、盆踊り、肝試し、花火といった夏の風物詩や津軽三味線を聴いたり、俳句を作ってみたりの文化活動そして、夏の夜を飾る灯ろう作りなどを行うそうです。
自然豊かな大智寺に訪れてみてはいかがでしょう。
雑踏の中、街の中にいるてここに訪れると、心が安まる感度を受けます。

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