ロボット水門
岐阜公園の駐車場に隣接する水路の所を通ると、誰かに見つめられている感じがして「なんだ!」と思う人が居ると思います。
橋の上から水路を見ると、目が合っちゃいます。
鉄人28号の時代の試作品のロボットみたいに見える。
ロボット水門と呼ばれているものです。
正式な名前は、忠節用水分水樋門(ひもん)といいます、忠節用水から放水路への分岐部下流に設けられているスルースゲート式水門です(上下式の水門)。
昭和7年(1932年)に設置されました、高さ9.5m、幅5.7m。
鏡岩から元浜町に至る新しい導水路が忠節用水に直結された際、水量、放水量調節の為に造られたものです。
改修時に頂部に円錐(つの)が加えられ、丸い窓と共にロボットのような風貌のある外見となり、「ロボット水門」と呼ばれ親しまれるようになりました。
現在は当初の役割を終え、岐阜県近代化遺産になっていて文化的に評価されているそうです。
近代化遺産とは、国家や社会の近代化に関連する文化遺産のことです。
日本の文化庁が定義している文化遺産保護制度上の概念の一つ、幕末から第二次世界大戦期までの間に建設され、日本の近代化に貢献した産業・交通・土木に係る建造物のことです。
岐阜公園付近の緑の中にあるロボット、違和感があるようにも思えますが、その愛嬌ある顔が公園の中に溶け込んでいるようにも思えます。
この横に桜の木があって、春にはロボットが桜の木を見て微笑んでいるようにも見えます。
しかし、私にはとぼけた顔に見えます(笑)
場所は、岐阜市にある金華山の麓、岐阜公園堤外駐車場に隣接する水路にあります。
岐阜駅よりバスで約20分、ここなら岐阜公園で下車するより次のバス停長良橋で降りられた方が近いです。
長良橋通りよりも見えます。

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