金神社
金神社(こがねじんじゃ)は岐阜市の中心部にあり、繁華街柳ケ瀬の南側に位置します。
主祭神に渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)で、伊奈波神社の五十瓊敷入彦命(いにしきいりびこのみこと)の妃に当たります。
伊奈波神社の縁起によれば、五十瓊敷入彦命は朝廷の命を受け奥州を平定しました。
その成功をねたんだ陸奥守豊益は、都に戻り謀反の心ありと報告したため朝廷の敵とされこの地で討たれました。
夫の死を聞いた渟熨斗姫命は深い悲しみの中、都を発ちこの地を訪れ、夫の御霊を慰めつつ生涯を終えられた。
渟熨斗姫命はその間地域住民を母の如く働き、私財を使い町を開拓され産業・農業の発展に寄与され、後に岐阜の街の基盤となった。
慈悲深い命の功績を慕い人々が集まり財をもたらす神として信仰されるようになり、この地に金大神と称され祀られた。
と、金神社の由緒には書かれています。
濃尾震災や岐阜大空襲で消失して、昭和33年に再建して現在の社殿は昭和63年(1988年)の再建です。
岐阜まつりについては、伊奈波神社のレポートに書いた通りです、そちらをご覧下さい。
金神社の納祭で変わったものがあります、写真焼納祭です。
6月1日の写真の日に写真・アルバムの供養が行われます。
名前の金のとおり古くから金運、財運に利益があるとされ、勝運・金運・招福のお守りなどを多くの方が買われていきます。
正月は、岐阜の真ん中に位置していますので大勢な人が初詣に来ます。
毎月9日、金神社境内で、金神社骨董市が開催されてますので、その時も人が集まります。
本殿は南を向いています、北側のところ(裏手)におもかる石があります。
願い事を思って石を持ち上げて、軽く石が持ち上がったら願い事が叶って、重く持ち上がらなかったら難しい、と言うものです。
なかなか裏まで回る人が居ませんが、回って試してはいかがでしょうか。
岐阜駅より北へ徒歩約15分、岐阜文化センター北側です。
柳ケ瀬に買い物や遊びがてらに寄るのも良いですね。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
岐阜のまちをのんびり歩いて楽しんでいただける、観光名所・岐阜のグルメスポットを普通のおじさんの目から案内します。
コメントを残す