ながら川ふれあいの森
ながら川ふれあいの森の住所が三田洞になってますが、ここの中心的な四季の森センターが三田洞にありますので住所はこことなっています。
実際は三田洞より百々ケ峰を経て長良古津までの233haの地区を指します。
子供の頃、金華山(329m)が岐阜市で一番高い山だと思っていました。
百々峰(418m)が一番高いと知ったのは、成人してそれもだいぶ経ってからでした。
みなさんも岐阜市で一番高い所に登ってみませんか。
今回は、三田洞より百々ケ峰までを案内します。
三田洞入口は、三田洞弘法前バス停より法華寺と三田洞神仏温泉を右手に見て、奥へ上っていきます。
三田洞側には、四季の森センターの他ラベンダー広場・キャンプ場・野鳥観察施設・四季の森広場・炭焼き広場などがあります。
四季の森センターは、多目的室(定員90人)やホール・休憩室・シャワールームなどがあります。
ラベンダー広場、1200㎡ラベンダー4000株が植えられています。
毎年6月中旬~下旬にかけて紫色の花と爽やかな香りが一面に広がり7月には満開となります、駐車場の側であり、ここに訪れるだけでも気分が変わります。
キャンプ場はテントサイト14区画、炊事場1棟があり、山に囲まれていますので岐阜市内と思えない感じを受けます。
キャンプ場の奥に野鳥観察施設があります、池が作られていてその脇に見えないように壁があって、そこから観察出来るようになっています。
駐車場から西ににクロクサアリの巣と言うものがあるそうです。
木の幹にいくつも穴が空いている木があります、何だ?と思うかも知れませんが、この穴がクロクサアリの巣です、アリは地面に巣を作るだけじゃないんですね。
歩いていると、地面に海老フライみたいな物を見つけることがあります、何だ?と思うかも知れません、リスがマツボックリの中の種をほじくり出した食べかすです。
こんな面白い発見が出来る森です。
コースはいろいろありますが、キャンプ場を抜けて登山道となります。
(管理用道路の北側のルートやもちろん管理用道路でも行けます。)
昔、三田洞では日照りが続くと雨乞いの登山が行われていたそうです。
法華寺(三田洞弘法)の本堂裏より鐘戸山に登り尾根沿いに続く道が雨乞いに使われた道だそうです。
昭和17年に雨乞いが行われて、本当に雨が降った記録があります。
駐車場から見えるコンクリートの壁は、土石流を防ぐ防災ダムです。
登山道をすぐはいると、谷を塞ぐように土の壁があります、三田洞は昔土砂災害が多く発生して、被害が度々起こりました。
被害を防ぐため土の壁は、明治時代に造られました。
登山道と管理用道路が度々交差します、百々ケ峰頂上の中間くらいに、三田洞展望広場があります、ここからは山県方面が見わたせ、伊吹山・池田山も見えます。
三田洞四季の森センターより百々ケ峰頂上まで、コースにもよりますが1時間強で行けると思います。
JR岐阜駅よりバス(350円)約40分で三田洞弘法前下車、徒歩約5分で四季の森センターに着きます。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
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