鵜飼の里
鵜飼乗船所から階段を上がって長良橋に出ると、鵜匠と鵜のモニュメントがあります。
鵜飼をしているのではなく、鵜匠が鵜籠から鵜を出して鵜の調子を優しく見ている様なモニュメントです。
長良橋を渡って右岸に行きますと、川灯台があります、そこは金華山と長良川をバックに素敵なロケーションとなっています。
ここから上流が、鵜飼の開催場所です。
この橋のたもとから上流1キロほどは、長良川プロムナードと言い遊歩道となっています。
ここは、プロポーズにふさわしいスポットとしてブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが選定の「恋人の聖地」としても有名です。
夜は、ライトアップされだ岐阜城をバックに、鵜飼を堤防から見られるところです。
堤防に下りて、少し行くと神明神社があります、ここは毎年7月16日に長良川祭り開催の時に、水難防止と鮎供養を行う神社です。
長良川祭りの時この辺りで催し物が開催されますので、その時期においで下さい。
もう少し上流に行き、一歩街並みにはいると、鵜匠さんの家があります。
家の前に、鵜飼の里 ○○宅 と鵜匠さんの名前が書いてありますので分かります。
鵜匠さんに運良く出会えれば、いろいろ鵜飼についてお話を聞くことも出来ます、鵜の世話をするところも見られます。
ただし、鵜匠さん宅に押しかけることはやめましょう。
鵜飼のレポートの時に書きましたが、岐阜には鵜匠が6人います、その6人の鵜飼に対する言葉は、
「鵜飼にかつての日本人の心が残っています。」
「鵜飼の伝統と歴史にふれてほしい」
「”魅せる”鵜飼を心がけます」
「見てよかったと言われる鵜飼を」
「街中で風情を楽しめる貴重な場所」
「鵜飼を身近なものに感じてほしい」
鵜飼を愛し岐阜を愛し伝統を守っていく鵜匠さんに会いたくなる言葉です。
鵜匠さんが営んでいるお店もあります、その中から鵜も見ることが出来ますので寄ってはいかがでしょうか。
そしてその辺りより北に行き県道沿いに「鵜塚」があります。
鵜は、海鵜を捕まえてきて鵜飼の漁に使っています、繁殖が出来ないため捕まえてきた鵜は一代でその役目を終わります。
鵜匠と鵜は家族として暮らします、鵜飼に貢献した鵜の霊を慰めるために塚を建立し供養しています。
前は違う場所にありましたが、道路整備のため現在の場所に移されました。
毎年鵜飼終了後に鵜飼関係者により鵜の供養が営まれます。
鵜飼船に乗って鵜飼を楽しむだけでなく、鵜飼の里に訪れ鵜飼をより楽しんでください。
新しい発見が出来るかも知れません。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
岐阜のまちをのんびり歩いて楽しんでいただける、観光名所・岐阜のグルメスポットを普通のおじさんの目から案内します。
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