橿森神社
柳ケ瀬より北に出て若宮通りを東に行きつきあたりに、橿森神社があります。
岐阜市の神社で父となすのが伊奈波神社、母が金神社、そしてその子に当たるのが橿森神社です。
主祭神は市隼雄命(いちはやおのみこと)であります。
この神社は、夫婦和合子供の守り神として昔より信仰されています。
ここの狛犬も面白いです、建立150年も経っているものもあるそうなのですが、なかなか綺麗に残っているみたいです、また別の狛犬のお尻が隠れてます。
水道山の麓にあり、隣接して柏森公園があり水道山へ登るコースの入口でもあります。
社殿背後にある盤石(ばんじゃく)「駒の爪岩」は、大昔神が駒にのってこの地に降りたことから付いたという伝説が残ってます。
そしてここに信長神社というものもあります、京都の別格官幣社建勲神社の御分霊です。
国家安泰・万民安堵や商売繁盛・災難除けの神様として崇拝されています。
信長神社が信長公の足跡ではなく、この橿森神社の前に、御園の榎(岐阜市指定史跡)という物があります。
この榎は、信長公が楽市楽座を開いたときの「市神」としてあったものである。
信長公はこの岐阜より天下布武を称え天下統一を図った、また、領国経営のため商工業者の保護育成策を出しその権利を認めた(楽市楽座)
武力で天下を取るだけでなく、そこで暮らす民たちの経済政策も施行し活性化を図りました。
この榎はその繁栄を代々見据えてきたものである、のち枯れ木となり植え直され、明治に道路改修工事の為移植されて現在は3代目だそうです。
この榎のところは、御鮨街道の一部で長良川より捕れた鮎で作った、鮎鮨を江戸の将軍様に献上するため通った道です。
岐阜城だけでなく、この様に信長公の足跡が岐阜市にはいろいろあります、のんびり訪ねてください。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
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