西方寺 岐阜名産の雨傘と提灯を作る家の多い田舎町の澄願寺には、門がなかった。 道に立ち停って、境内のまばらな立樹越しに奥を窺っていた朝倉が言った。 「みち子がいる、いる、ね、立っているだろう。」 私は朝倉に身を寄せて伸び上がった。 ノーベル文学賞作家川端康成の短編小説「篝火」の冒頭です。 この澄願寺が、岐阜市加納 … [Read more...] about 小説の中の岐阜
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後の世の婦人の為に願いを込めて
願成寺 願成寺(がんじょうじ)は、真言宗智山派の寺院である、山号は如意山。 本尊は十一面観音で、美濃三十三観音霊場第十六番礼所、美濃四国札所十九番になってます。 天然記念物の中将姫誓願桜がある。 寺伝によれば、672年(天武天皇元年)の壬申(じんしん)の乱にて大海人(おおあま)皇子の勝利に貢献した美濃国の豪族、村国男依( … [Read more...] about 後の世の婦人の為に願いを込めて
中山道太田宿本陣前
太田宿中山道会館 この会館は、太田宿に訪れたお客様と市民の出会いとなる場所、観光・文化・交流をテーマに建てられました。 中山道、歩くことが交通の手段だった頃主要街道の一つ、情報が入らない時代旅は未知との出会い、人との出会いから感動が生まれました。 旅をすることで喜びを知りより感動を受けます、その感動を太田宿を巡る旅の出発点 … [Read more...] about 中山道太田宿本陣前
猿が「えん」を結ぶ
美濃六庚申堂 岐阜川原町にある美濃六庚申堂、元々は1560年(永禄3年)に斎藤義龍が伝燈護国寺を、この地に建立しその後廃寺となり庚申堂が出来たのですが、前に「屋根の上の猿」としてレポートした所ですのでそちらを参照してください。 その庚申堂が綺麗にリニュアールされました。 ここ川原町、昔は河原の中にあり大水が出ると洪水となり … [Read more...] about 猿が「えん」を結ぶ
もう一つのハンドパワー
手力雄神社 「ハンドパワー 火祭りの神社」でレポートしましたとおり、手力雄神社(てぢからおおじんじゃ)は岐阜に2つあります。 今回の手力雄神社は、各務原にあって織田信長公ゆかりの神社です。 主祭神は手力雄神(てじからおおかみ)力の強い神さまとしてしられており、永禄年間には織田信長公が戦勝祈願をしたことから勝運、開運の神とし … [Read more...] about もう一つのハンドパワー