
霞間ヶ渓(かまがたに)公園に近づくにつれて、池田山の麓に桜が見えてきます。
霞間ヶ渓は、岐阜県池田町にある渓谷です、桜と渓谷の調和が非常に美しいことから、国の名勝及び天然記念物に指定されています。
断層崖からなる池田山の東斜面を浸食して形成された渓谷で、地形は非常に急峻であります。

春の訪れとともに渓流沿いにヤマザクラ・ヨシノザクラ・シダレザクラ等数多くの種類の桜が、一斉に咲き誇ります。
桜の花が咲く様子を遠くから見るとまるで霞がかかったように見えるところから、いつしか「霞間ヶ渓(かまがたに)」と呼ばれるようになりました。

古くから桜の名所として名高く、ヤマザクラ・シダレザクラ・エドヒガン等数種類のサクラが谷間に沿って自生していました。
そこへ大垣藩が治山政策のためにソメイヨシノなどを新たに植樹、更に明治以後も観光開発の一環として、植樹は増え続け、全長2キロメートルの渓谷一帯には約1,500 ~2,000本の桜が見られるようになる。

東海3県有数のサクラの名所として知られていて、日本さくら名所100選にも選定されています。
昭和3年には国の名勝天然記念物に指定を受け、平成元年に前記した全国さくら名所100選に選ばれ、平成14年には飛騨・美濃さくら33選に選ばれています。

投稿した写真は3月に撮影したもので、現在(4月3日)には満開近くになってます。
今年は寒くなったりして、満開へのスピードが落ち長く花が見られそうです、今度の週末が一番の見頃になると思いますが、次の週も大丈夫そうです。

JR大垣駅より近鉄養老線揖斐行き池野駅下車西へ徒歩30分。
名神高速道路大垣ICより国道258号線、国道21号線、417号線を経由して50分くらいです。

目印は池田山です、その麓ですから分かりやすいと思います。

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