
住所:多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
ジャンル:文化施設、イベント施設
岐阜県現代陶芸美術館、個人的には中々足が向かないお堅いイメージが有ります、陶芸と聞くと、陶器いわゆる食器のイメージが有り、もっと身近な感じですから。
美術館のある場所から感じが違います、市街地から離れちょっとした丘陵地にあり、高級感が漂います。

駐車場から橋を渡り美術館に行くのですが、別世界に行く渡り通路と言う感じです。
岐阜県現代陶芸美術館は、岐阜県東濃地方における文化と産業の振興のために構想された複合施設セラミックパークMINO、その一翼として2002年(平成14年)に、セラミックパークMINOの内にオープンしました。

セラミックパークMINOは、世界的に著名な建築家・磯崎新氏による設計の建物です、現代陶芸美術館では貴重な美術作品を自然災害などから保護するために、並進振子免震システムが導入されているそうです。
自然環境との調和を意識した設計で、シデコブシなど周囲の貴重な生態系を保全するための配慮がなされ、タイルや煉瓦など、地元の陶磁器製品を建物に多用している点も特徴の一つです。

岐阜県中濃・東濃地方は、美濃焼の名で知られる陶磁器の伝統を誇るとともに、世界でも有数の陶磁器産地となっています。
陶芸文化に関する調査研究とその情報発信を通じ、県民と陶芸とを楽しく感動をもって結びつける文化の拠点とし、陶磁器産業の発展に寄与することを目指しているそうです。

建物などの説明になっていますのは、美術館の展示物など撮影が禁止されていて、特別展など期間ごとに変わりますので了承ください。

陶芸美術館のコレクションの収集にあたっては、国内では明治時代以降、海外では19世紀末以降という大きな時代区分に加え、以下の収集の柱を掲げています。
個人作家が個人の表現として、制作する個人制作陶磁器、生活で用いるためのものとして陶芸家が手作りで少量生産する実用陶磁器、量産や商品としての流通を想定しながらデザイン性や芸術性を追求する産業陶磁器の3つの柱です。

これまで美術館等の収集の対象となりにくかった実用品や産業製品としての陶磁器も収集の視野に据えた区分であり、陶芸美術館コレクションの特色となっているそうです。
さまざまな美術館活動の中で、陶磁器をめぐる人的ネットワークを構築し、地域との連携を深めることに努め、そして様々な人々にとって、気軽に楽しく、陶芸に接していただける、ぶらり立ち寄る美術館を目指しているそうです。

理念などを聞くと、もっと気軽に行けそうですね、肩ひじ張らず陶器を楽しむように見に行きましょう。
バスでも可能ですが本数が少ないので、車で中央自動車道・多治見ICから国道19号を土岐・中津川方面に約5kmです。


「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
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