岐阜県関市にある春日神社、関鍛冶における守護神とされています。
承元元年丁卯年(1207)土御門天皇の御字に、大和の国から刀匠金重と兼永が移り住んだ時ここに政治を始め、文永7庚午(1270)に地定めを行い、藤原一門の誼をもって、その氏神としました。
大和の春日大社の御分霊を二代目千手院が勧請して関鍛冶の守護神とし、正応元年戌子(1288)(伏見院)に壮大な神殿が創建されました。
それが今日の春日大社の誕生であります。
以前は、大樹におおわれ神域であったが昭和34年9月26日の伊勢湾台風が巨木の殆んどを倒し、御本殿及び殆どの建物も倒壊しました。
改築された能舞台の脇の扉の芝はいつ頃からのものでしょうか。
扉のかなめはその高さから芝生全体が西に傾いています。
金幣社春日神社由緒略歴に書いてありました。
境内には能舞台があります。
室町時代に檜皮葺きの能舞台を建立しました、舞台芸能をお祭りにとり入れて、毎年正月、祭事能として神奉能を行うようになります。
応永2年(1395)兼吉清治郎が関鍛冶七流を代表して翁役を勤めたのが始まり。
伊勢湾台風により倒壊し、現在の能舞台は従来の建物を再現したものであります。
境内の東北に位置する神宝殿は、耐震ならびに耐火を考慮し温度調節機能を備えた文化財収蔵庫であります。
能装束類などの重要文化財が保管されてて、昭和33年(1958)竣工。
能装束類は、いずれも室町時代末期から安土桃山時代16世紀の作品であり、この時代の染織品が1か所にこれだけの数量まとまって伝来するものは稀有であり、日本芸能史・染織史上貴重な資料であります、63点が重要文化財に指定されています。
その他、岐阜県指定重要文化財、岐阜県指定重要無形民俗文化祭等多数あります。
長良川鉄道刃物会館前駅下車、徒歩約5分です。

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