
住所:岐阜市北野東
ジャンル:名所、神社・お寺
岐阜市ファミリーパーク近くに北野城跡と言うのが有って行ってみました、白髭神社の所に説明看板がありました。
白髭神社は全国各所にあります、この北野東にもあって祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)です。

北野城は、現在の白髭神社周辺にあったとされる中世の城跡館で、美濃国の守護であった土岐氏の家臣鷲見美作守保重(すみみまさかのかみやすしげ)以下四代の居城の跡であると伝えられています。

初代保重は大智寺の開基としても知られています、永正7年(1510)斎藤利長は北野城を攻め保重は13人の家臣と共に大智寺の近くの山林で自刃し果てました、寺にはこれらの臣従の碑が建ってます。

また、3代直保は斎藤道三による大桑城攻めの際土岐頼芸(よりのり)側で奮戦したが戦死。
4代忠直が城主の弘治元年(1555)秋、息子の義龍と戦った斎藤道三は弘治2年(1556)春までここに籠ったと伝わっています。

遺跡の調査は行われていないため不明な点が多いですが、古い地籍を分析すると土塁と堀で囲まれた1辺約100mの方形の屋形が、存在していたのではないかと考えられます。
岐阜の歴史を語る上で大事な城跡と言えるでしょう。と説明看板に書かれていました。

美作守保重は、美濃守護土岐成頼の武将として転戦し、山県郡北野その他5郡2村落にわたる領地を得、鷲見氏のそれを尾張国の一部をも含む18万石にまで拡大させました。
文明10年(1478)保重は鷲見城を弟の大学助保兼にゆずり、新たに北野城を築き自ら城主となったそうです。

現在は農地と住宅地が混在している土地となっている所ですが館跡は住宅地が多いと思います、白髭神社の境内となっている一部に土塁跡のような高まりが見られます、わずかに城館跡の雰囲気は有る感じですが、どこまでが城跡だったのかについては不明です。

岐阜三輪スマートICより南へすぐです。

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