
2020年最初のレポート、新春という事で春が待ち遠しい所を伝えます。
一夜城の名がある墨俣城近くに光受寺(こうじゅじ)はあります、ここはしだれ梅の名所と知られています。

光受寺は、元濃州安八郡柴間郷二ツ木圧・ 天台宗法蔵寺として義兼(泉智庵)によって創建され、その後、法弟正圓が法蔵寺を継ぎ、正龍、正善に至るそうです。
寛永年間(1460年~1465年頃)正善は、天台宗から浄土真宗に改宗し、深く蓮如上人に帰依して寺号を廣受寺と改めたそうです。
その後美濃二ツ木庄脇村、現在の西町に至り、これを持って開基とする、正善は長亨2年(1488年)に没す、寛永(1633年)7世正圓の時、現在地に移り寺号を光受寺と改めました。

春になると、境内には花が咲き乱れます、3月近くに咲始める樹齢70数年の枝垂れ梅、根元の太さとその根元からの立ち上がりのねじれの美しさは、今まさに飛び立とうとする龍に似ていることから、飛龍梅と命名されました。
その他10本ほどの枝垂れ梅もありますが、飛龍梅と大きさは変わらないものも数本あります。

春だけでなく四季折々楽しめます、夏は紫陽花にはじまり、花菖蒲・牡丹・夏椿が順に咲き、訪れる方の目を楽しませてくれます。
秋には、シュウメイギクが多く咲き、白い花と石庭との調和が美しいです、中庭には、この寺の歴史が感じさせる満天星つつじが、美しい紅葉を見せてくれます。
冬の境内は寂しいのですが、ところどころで寒椿や水仙が咲き、訪れた人の心を和ませてくれます。

2020年の観梅会は2月24日より3月8日まで開催する予定だそうです、10~14時まで、夜間ライトアップ3月7日(土)(18時~20時)
岐阜バス墨俣停留所より徒歩約5分。

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