
明智城から山を下り明智荘の南には、太元神社(たいげんじんじゃ)があります。
境内に入りますと静かで凛とした空気が感じました。

由緒沿革として、当地に住み始めた古代の人々は東方に見える奥山の上に大県大明神を祀り、氏神として祟めました。
平安時代中頃には、当地が明智荘の中の一村として京都の石清水八幡宮の御分霊を迎えて、一緒にお祀りしました。

更に室町時代の後期に国常立尊を合祀し、神社の名も太元宮と改め御祭神は国常立尊(くにのとこたちのみこと)と応神天皇(おうじんてんのう)としました。
太元宮が太元神社と改称されましたのは、明治維新以後の事であります。
国常立尊は探知開闢一番初めに現れ給える神でこの世の大もとの神様です。

国や部落やそこに住む人々が、いつまでもしっかり立って発展していくようにお守りくださる、人徳広大な神様です。
応神天皇は八幡様として広く親しまれ、あらたかな御神徳を持って学問の成就・交通安全・産業の発展・安産・厄除開運等をお守りくださいます。と、境内の案内看板にありました。
奥の院は、武勇の神で城主が出陣の時加護を祈って戦いにのぞみ、凱旋すると討った敵の首を皿に乗せお礼とした。
それで今でも皿が多く出土して、その皿には血の痕がどす黒く着いているという。

名鉄明智駅より南へ徒歩約25分です。

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