
天龍寺(てんりゅうじ)は、岐阜県可児市にある曹洞宗の寺院です、山号は青雲山、本尊は聖観世音菩薩で境内の宝筺印塔は明智光秀一族の墓とされています。
曹洞宗は永平寺を本山としています。

この寺には、明智光秀の日本一大きい位牌が祀られています、高さは6尺1寸3分(約184cm)で戒名は、長存寺殿明窓玄智禅定門(ちょうぞんじでんみょうそうげんちぜんじょうもん)です。
明智光秀の命日である6月13日にちなんで、日本一大きい位牌が作られたそうです。

由緒は、1625年(寛永2年)龍雲和尚が武儀郡下有知村の龍泰寺27世正雪大和尚を招請し開山しました。
本堂・開山堂・明王堂・鐘楼堂・禅堂などの建物がありましたが、大正12年に焼失しました、現在の建物は昭和45年以後に再建されたもので、寺伝によると伝龍寺といわれる廃寺の跡に建立されたそうです。

この場所は、明智光秀の叔父光安・光久が城主であった時、斎藤義龍の攻撃を受けて落城したとされる、前回レポートした明智城の大手門側にあります。
諸説ありますが、明智光秀公が生まれ落城するまでの約30年間過ごした城と伝えられており、供養祭が毎年6月頃天龍寺で行われています。

境内の東北部には、日本に3つしかないという北向地蔵が見られます。
最近では、岐阜市の金神社で始められた金の御朱印、黄金の街・岐阜の取り組みに加わって、プレミアムフライデー(毎月最終金曜日)に多くの参拝者が来ているそうです。

名鉄明智駅より南へ徒歩約25分です。

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