
住所:瑞浪市陶町大川716 八王子神社
ジャンル:名所、神社・お寺
瑞浪市内から愛知県豊田市に向かう途中国道沿いに世界一の狛犬の像があります。
市制35周年を記念して国道419号の起点と終点の瑞浪市・高浜市が産業・文化・教育・スポーツ等の親善と交流を深めるため、平成8年8月姉妹都市の提携を結びまっした。

その記念として国道419号線の起点瑞浪市陶町大川の地に広く地域住民の参加の元伝統産業を活かし、自ら考え、自ら行う地域づくりふるさと創生事業として記念碑を計画。
市の文化財に指定されている大川窯四代目羽柴与左衛門景度の美濃焼狛犬をモデルに世界最大の美濃焼狛犬を一対を製作しました。

サイズは、阿形像高さ3.30m幅1.56m奥行2.40m、吽形像高さ3.30m幅1.51m奥行2.36m、総重量(一対)15tです。
世界一のうたい文句ですが、狛犬の起源はスフィンクスとも言われてますがどうなんでしょう。

狛犬は日本での神社に行けばどこでも会えます、神社毎に形や立ち振る舞いが違い面白く思えます。
さてスフィンクスと狛犬、結構違うと思います、狛犬はかなり日本的に思えるのですが、スフィンクスはエジプトでその文化がシルクロードに乗り世界を歩き回ったうえで、日本に着いて今の形になったと言う説もあります。

スフィンクスは1体で存在していますが、狛犬は必ず対になっていて、向かって右側が口を開いた角なしの阿像、左側が口を閉じた角ありの吽像となっています。
これは、仏教の影響を受けていると考えられます、その点は中国の影響をもろに受けていて、もともとは魔を拒むための拒魔犬が由来ともいわれています。

説はありますが、日本に着いてから狛犬となったので有っても、日本の文化で受け継がれたものです、狛犬としては世界一です。
近くにある八王子神社にも陶器の狛犬が奉られています、この地では江戸の中期以降から陶器製の狛犬がたくさん作られ奉納されたのだそうです。

世界一の狛犬の近くにもう一つギネス認定の世界一があるんです、それは世界最大の茶壺・豊穣の壷です、地域に永久なる豊かな実りを願って、梶原岐阜県知事(当時)が豊穣の壷と名付けました。
これまたお年寄りから子供まで延べ人数12000人の住民が制作に参加したもので、高さ5.4m、総重量32トt、13日かけて焼成されたそうです。

JR瑞浪駅から9.6㎞、中央道瑞浪ICから11.9㎞の距離にあります。


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