
岐阜夏詣巡りと言うチラシを見ました、知ってる神社もありここのレポートで取り上げた神社もありました。
その一つ御嶽神社茅萱宮(おんたけじんじゃちがやぐう)に行ってきました、住宅地の一角にある神社です、区画整理事業で現在の位置になった模様。

御嶽山を根源とする生まれ変わりの宮となされていて、創建は不明ですが明治15 年に祭祀の記録あるそうです。
木曽の御嶽山を信仰する御嶽講として この地で祭祀を行い 一帯の多くの信仰を集めています、御嶽大神(國之常立神・大己貴神・少彦名神)を主祭神に、芸能を司るとされる湖の神(市杵島姫神)、この地域の守り神である(天照皇大御神)、大国主大神の別名であり霊界を治める(幽冥主宰大神)と共に、御嶽山を信仰してきた霊神様達を祭神としているそうです。

茅萱宮という名も神勅により定められているそうで、茅(ちがや)はやせた土地でも育ち、丁度夏至の頃に白い花穂をつけその後は枯れて地中で根を発達させる植物の名で、太陽の運行に合わせた陰陽の流れを体現してくれるものとして茅の輪に見られるように古くから私たちの祓い清めを助けてくれているそうです。

本堂の前には茅の輪潜りがありました、夏越の祓(はらえ、はらい)の儀式のひとつだと思います。
夏越の祓は、今年前半の半年間の穢れを清めて災厄を払う神事であり、このあとの後半も無事に過ごせるようにと祈る行事です、古来日本では、夏を迎えるこの時期、疫病が流行ることが多かったため、厄払いと無病息災のため、茅の輪くぐりが執り行われるようになったと考えられています。

境内に厄落とし神事、普段の不安や悩み事を落としましょうと立札に書いてあります。
日頃の生活で溜まった厄(普段の不安や悩み事)をご自身の厄玉の中に閉じ込め厄落とし石に投げて割って身体の中から浄化するそうです。

厄玉(有料)を手に取り厄落とし場に行きます、厄玉の穴に向かって日頃のストレスや悩み事を自分の息に乗せて入れます、そして.厄割石に向かって玉を投げて割ります。

最初に戻りますが夏詣と言う言葉、個人的に聞きなれて無く分かりませんでした、日本人は大晦日に年越しの大祓で一年の罪穢れを祓い清め、翌日の元日は新しい年に始まりとして、その年の平穏を願い神社・仏閣に詣でる初詣を行います。
元日から6 ヶ月、同じく罪穢れを祓い清める夏越しの大祓を経て、過ぎし半年の無事を感謝し来る半年の更なる平穏を願うべく、年の半分の節目として、7 月1 日以降にも神社・仏閣に詣でるのが夏詣だそうです。

岐阜バス北島バス停下車北へ徒歩約10分、島中央公園東。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
岐阜のまちをのんびり歩いて楽しんでいただける、観光名所・岐阜のグルメスポットを普通のおじさんの目から案内します。
コメントを残す