
住所:岐阜市則武中2-34
ジャンル:名所
岐阜市則武に有る蒲池公園沿いに遊歩道が有って、そこに岐阜だいこん発祥の地と書いてある記念碑が有った。
ぎふベジで大根も含まれるのは知っていましたが、発祥の地なる所が有るとは知りませんでした、「ぎふベジ」とは岐阜市とその周辺市町で採れる、安全・安心にこだわった特産農産物の愛称です。

岐阜だいこん発祥の地、岐阜市長細江茂光書とある記念碑でした、内容は
この地域は、長良川の影響受けて形成された耕土の深い砂質土壌の地である。
ここに大根の種が播かれておよそ三百数十年、その芽はその道一筋に受け継がれ、何時しか岐阜だいこん発祥の地と呼んで鼓舞しながら成長を続け、その間献上品や特産品として、また年貢引当作物として、そして経営主幹作物としてその時々重要な役割を果たしながら今日に至っている。

しかしその道程は、水害や連鎖障害、ウイルス病等の発生、戦争やオイルショックの影響、都市化の圧力、またきつい天地返し作業や人糞尿の搬入作業など、過酷な作業と深刻な局面に追い込まれて苦難の連続、その窮地克服に向けた「苦労と努力」の尊い汗を忘れてはならない。

特に昭和40年代以降に到来する産地間競争の激化には、いち早く組織体制を整えてマルチ、ハウスなどによる新作型の導入と出作り栽培を組み合わせて品質の向上と出荷時期の拡大に成功すると共に、高冷地だいこんと連携した県産だいこんの周年供給体制を確立。

また徹底した土づくり、えだまめ、ほうれんそうなどとの輪作体系の確率。
消費者志指向の変化に対応した品種更新、更には都市地域故に難しいとされた全量共販の実施など、「高質だいこんの安定生産・出荷」を軌道に乗せて、岐阜だいこんブランドを確立し、不動のものとした称賛に値する活動を展開している。

このことは当時岐阜県が、産地間競争の激化に対処して打ち出した園芸共販百億円達成計画や銘柄産地育成計画など振興施策の推進にも先導的な役割を果たすなど、こうした功績が認められて昭和62年には中日農業賞(農林水産大臣賞)を受賞。
そして飽食と安心・安全志向の今、岐阜だいこん発祥の地は、消費者に信頼され市場から期待される銘柄産地として輝き、あの苦労の汗を爽快な自信と喜びの汗に代えて誇りながら、更なる前進を続けている。

それは正に、発祥の地から授かった英知と、何があっても前進するの気概、そして先手必勝の行動力とこれを成し遂げた素晴らしい仲間、素晴らしいリーダーによる強固な組織活動がもたらした成果であり偉業であった。
「だいこんと 一筋に生き 幾星霜 発祥の地は 永遠に栄ん」今井英夫記

と、岐阜だいこんが根付いた歴史・苦労などが書かれていました。
近くに守口大根の工場もあって、守口大根も含めて岐阜の名産物です。

「のんびり岐阜まちなか歩き」 を案内します、チャラヒです。
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