
十五社神社
2020年NHK大河ドラマ麒麟が来るでの主人公は明智光秀、前半最初は美濃の国から物語は始まると思います。
清和源氏の家系で、美濃源氏土岐氏支流である明智氏の出身と言われてます。

土岐氏は斎藤道三公織田信長公が出て来る前の美濃国守護を務めてました。
戦国時代、美濃国守護大名土岐頼芸(よりなり)が大桑城に移り住み、源氏の氏神である石清水八幡宮を勘請し相殿に合祀し十五社大権現と改称しました。
加藤輿三右衛門を神主として祭祀に当たらせ、土岐氏の氏神として奉り篤く崇敬したそうです。

由緒は、天長3年(826)淳和天皇の御代、脅威の天変地異が起こり、里人は天道に祈り奉る。
宮山である唐松山に天地創成の神である天之常立尊、国常立尊から神武天皇の父神である鵜草葺不合尊まで天皇の御祖の神々が現れ、広く国内を守護するよう厳かな神のお告げがあり天神大明神(あまつかみだいみょうじん)として奉ったのが創祀と伝えられています。

御祭神は神世7代を始め国の誕生から初代天皇までの神々と、源氏の氏神15座(20柱)が祀られています。

神社には本殿前に狛犬が居ますが、ここには小さな狛犬がいます、天文9年(1540年)内陣の狛犬として土岐氏により奉納されたものです。
狛犬の底面に「天文九庚子年」「奉土岐氏神」と刻まれています、市指定重要文化財です。

本殿は、元禄14年(1701年)の造営、大工は岐阜大桑町の阿曽又四郎、吉田忠六郎そして大桑村の横山彦七朗です。
造りは、三間社・妻二間・切妻造・1間向拝付、桧皮葺の屋根に向拝に軒唐破風をつけ、正面に千鳥破風を飾り軒や板戸に繊細で華麗な彫刻を施した荘厳な社殿で市指定重要文化財です。

逸見杉、清和源氏の嫡流新羅三郎義光から数えて七代目の逸見又太郎義重が、承久の乱の折に武勲をたてたその功により大桑郷を賜わった折のお手植えの杉と伝わってます、市指定天然記念物です。

ハーバス大桑線、四国山香りの森公園バス停下車、徒歩約15分。

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