前にもレポートしましたが、岐阜県にも松尾芭蕉の足跡があります。
大垣市には奥の細道結びの地、岐阜市では1か月も滞在してあちこちに訪れた形跡があります。
笠松にも芭蕉のむくげ塚と言うところがあります。
昔、笠松には俳人である松尾芭蕉の徳を慕い俳句を詠む人が多くいました、ここの蓮国寺の住職など6人の俳人も芭蕉を慕ってたそうです。
その名がここの碑に刻まれています、碑の裏には静岡の大井川で芭蕉が詠んだむくげの句があるから「むくげ塚」と呼ばれています。
「道のべの 木槿は馬に かまりけり」夏から秋にかけて白・紫・赤などの美しい花が目の前に咲く光景が目の前に浮かびながら、芭蕉がこの句を詠む時の心境を想像してしまいます。
大井川で詠んだ句で、ここに来た足跡ではないのですね。
蓮国寺(れんこくじ)は岐阜県羽島郡笠松町にある寺院で山号は長秋山。
宗祖尊定の大曼荼羅を本尊とする美濃国最古の日蓮宗の寺院であります。
建武年間に加茂郡平賀村(現在の関市平賀町周辺)に刀匠国重をが日像を開山として開く。
豊臣時代、日経上人の代に栗原衛門尉により山県郡三輪村(現在の岐阜市三輪周辺)に移されており、これを以って中興とされる。
江戸時代になり、笠松郡代辻守参とその手代秋山式衛門尉により現在地に移されました。
明和4年(1767年)火災にあって再建したが、更に明治24年(1891年)に濃尾地震で倒壊、現在の堂宇は昭和5年(1920年)に再建されたものです。
お寺には円空仏もあるそうです。
名鉄笠松駅より南へ5分くらいの位置です。

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