
千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ)は、海津市平田町にある稲荷神社であります。
地元ではお千代保稲荷(おちょぼいなり)と呼ばれ、通称おちょぼさんとして親しまれています。

由緒は約一千年前の平安時代に遡ります、八幡太郎源義家(みなもとのよしいえ)の六男義隆(よしたか)が分家する際、森の姓を授かり先祖の霊璽(れいじ)宝剣(ほうけん)義家の肖像などを千代代々に保っていけと賜ったのが始まりと伝えられています。

その後、文明年間に義隆の子孫森八海(もりはちかい)がこの里を開墾し、義家から伝わる霊璽を祀ったのが神社としての始まりで、神社の名称も、この千代に保てから出ているとのことです。
ご祭神は大祖大神(おおみおやのおおかみ)、稲荷大神(いなりおおかみ)、祖神(みおやのかみ)です。

商売繁盛や家内安全の神様で、社殿の入り口付近で販売されている油揚げとロウソクをお供えするのが一般的です、月末の夜から1日にかけては参道に身動きがとれないほどの長蛇の列が出来るそうです。

参拝する他の楽しみに、参道にずらりと軒を連ねるお店でのショッピングや食べ歩きがあります。
門前町の趣を持つこの参道は、東口から南口まで約700m、両側に約120件ほどの店が立ち並んでます。
名物がずらりと並んで賑わいを見せ、川魚料理や漬物、草もち、串かつなどが勢いよく売れます。

特に串カツとどて串は有名で、TVに良く取り上げられる玉家など多くの店が軒を連ねています、 お客さんは軒先で立ったまま揚げたての串カツを自由に摘んで、どて串を煮込む鍋の味噌仕立ての煮汁に各自が漬け入れて食べる独特の光景が見られます。

日本三大稲荷と称されることもあります、諸説あることですが外せないのが京都伏見稲荷、他13位各地で言われているみたいです、この辺りでは伏見稲荷と豊川稲荷そして千代保稲荷を三大稲荷と言ってます。

名神高速道路 大垣インターチェンジより南東方向へ車で約15分。


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